miwawaの日記

みわわデス(^-^) のんびりまったりと、日ごろの徒然なること、愚痴りごとを書いていきたいです(^^)

告発の行方

つい先ほど、たまたま地上波テレビで放送されていたアメリカ映画の「告発の行方」を観た。
テレビをかけたらやっていて何となく観ていたら、あのジョディ・フォスターが若かりし姿で出ていた!
あぁ、何となく聞いたことある有名な映画だなぁと思い、途中から最後まで観てみた。

感想は、集団レイプ事件、あえて過激な表現を使うと「輪姦」というズシンとくるテーマ、できたら現実は見たくない関わりたくない触れたくない内容を、真正面から取り上げ、映像にも表現していて、スゴいと思った。
そして後味の悪さを残してくれるという、現実社会に近いものを感じさせる内容に、拍手でした。

女性からみても、あのジョディ・フォスター演じる被害女性の素行や被害当日の態度は、冷ややかにみるし、嫌悪感を抱くし、男性の性欲を挑発していると思う。
男性からみても、被害女性が自分を誘っているように「見える」から犯すし、犯されても当然と思わせる。

この設定自体が正に、この映画の問題提起なんだろうなぁ。

でも、やっぱり、あの場面は、両者の合意じゃあなくて明らかに集団レイプで輪姦です。
あれはヤッた男性たちが悪いし、挑発している周囲の男性たちも悪い。

女性側からの救いとしては、あの場面に嫌悪感を抱き、犯罪だと気付き、警察に通報した男性がいたこと、まともな感覚の男性がいたことだな。良かった、安心した。

女性としても、正直ああいう素行の被害女性を蔑んでいること、素直には味方できない本音、でもやっぱり男性が悪い、などなど、複雑な気分にさせてくれる後味の悪い、見ごたえのある、そういう意味で価値のある映画です!